金曜日, 3月 23, 2007

西部地域に74箇所の空港建設

◆西部地域に74箇所の空港建設
~「11次5ヵ年計画」で520億元の投資~

  中国民用航空総局(以下、民航総局)は、「11次5ヵ年計画 (2006~2010年)」期間中、西部地域に37箇所の新空港を建設、6空港の移転、31空港の改修・増築工事の合計74箇所を建設すると発表した。これにより、多くの西部地域の人々の航空利用者が増えていく。西部地区への空港整備建設の投資額は520億元、新空港建設への投資額は96億元になり、東部地域を上回る額となる。
  発表によると、現在西部地域の民間航空機の利用できる空港は54ヶ所、国内全土の空港総数の38%であり、西北地域の空港密度は華東地区のたったの1/5にすぎない。西部地域は広大な面積を持ち、経済の成長とともに民間航空に対しての需要はますます大きくなっている。とりわけ一部の辺鄙(へんぴ)な地区にとって空港建設は、利便性が非常に高い。
  昨年、民航総局と西部地域の幾つかの省が共同で「11次5カ年計画」期間中に飛行場建設の計画について合意した。
  その中で、西蔵阿里地区(チベット自治区)に2010年10月1日に世界で最も標高の高い場所に空港建設の計画があるが、阿里地区の気候は劣悪なうえに道路状況も複雑のため、毎年5-10月の期間のみ通行が許されているような状況であるが、そのような環境の下で工事を進める事になる。
  海抜4000mの青海玉樹に建設する三江源空港は、そこから西寧までの飛行時間を1時間以内で到達できる。内モンゴル空港は2010年までには12箇所建設し、東部の草原地帯から西部の荒野・砂漠の辺境まで全て支線飛行場を建設する。新疆空港は、11次5ヵ年計画期末までには20箇所増設する。 
  これに基づき、民航総局は一定期間内に西部の小型飛行場や部分的な路線のフライトに対して補助を予定している。                            

木曜日, 3月 22, 2007

中西部鉄道網の建設ブーム

◆中西部鉄道網の建設ブーム
~2010年までの規模は30%近く成長~

  中国鉄道部は、11次5カ年計画(2006年~2010年)で、旅客運搬の路線を建設すると同時に、中西部の鉄道建設も強化していく。2010年までには、西部鉄道網の総規模を35,000kmまでにし、中部地区と西部地区の規模はそれぞれ25%、27%ずつ伸ばしていく。
  現在、蘭渝鉄道(蘭州―重慶)の工事建設の前期段階は順調で、国家はすでに専門家グループによるアセスメントを行い、この計画の正式な許可が出次第すぐ建設にとりかかる。
  蘭渝鉄道は西部鉄道網の幹線であり、西北・西南の2大地域間の交流が最も速く便利であり、貨客主要コースである。
  該当線路の西北部および西南地区間の輸送は、長い間逼迫している状態を改善できる。
  貴陽(貴州省)までの広州快速鉄道の開設プロジェクトも正式に工事が始まる。
  この鉄道は、西南・華南・華東各地区を結ぶ重要な路線で、その距離は820km、時速は250km、建設後は貴陽-広州の運行時間は5時間以内に短縮され、ボトルネック状態になっている西部と珠江三角洲(広州・香港・マカオ)地区の交通がスムーズに改善出来るようになる。
  大理-瑞麗、大理-香格里拉(シャングリラ)の、雲南省内の北部と西部へ進む事(北進西拓)を中心とした雲南鉄道建設の幕は開けた。11次5ヵ年計画期間で、同鉄道建設への投資額は約500億元、2010年までには新路線を1100km。2005年と比較すると50%増となる。
  国内中部の武漢―広州、鄭州―西安、石家庄―太原、九江―南昌の都市間を結ぶ旅客専用の鉄道建設は順調にすすみ、また合肥―南京,合肥―武漢間の鉄道建設も11次5ヵ年計画期間中に完成・運営の予定である。

月曜日, 3月 12, 2007

外資優遇税制の撤廃について

  対中投資の魅力の一つが、「二免三減」といわれる外資優遇税制である。外資企業は利益がでてから、二年間が全額免除、三年間は半減というものである。中国の企業所得税(企業法人税)33%に対して、開発区に進出した外資は15%或いは24%という低率である。
  3月16日に全国人民代表大会(全人代)で採択された企業所得税法は、世界貿易機構(WTO)の内外無差別原則に基づき、国内企業、外国企業ともに税率を25%に統一するというものである。施行時期は、2008年1月の見込みであり、 施行後5年間は猶予期間とされ、完全に撤廃されるのは2013年となる。
  但し、ハイテク企業は、内資・外資ともに15%、中小企業で一定条件を満たしたものが20%、重要インフラも減免を享受できることになっているが、その基準は未だ発表されていない

火曜日, 1月 30, 2007

鉄道建設の規模は大きい

◆中国の今年度投資は2560億元

●新線建設2099キロメートル

●複線化2347キロメートル

●電化2019キロメートル

  鉄道部の発表によると、中国の鉄道建設投資額は、総額2560億元(3兆8400億円)に達する。新線建設2099キロメートル、複線化2347キロメートル、電化2019キロメートルである。
 
現在、プロジェクトの前期建設は順調に進捗している。第一四半期は全プロジェクトをプロポーザルに乗せ、前半年には全プロジェクトを立て、第三四半期では全S/Fを完成させ、北京・上海高速鉄道など重点プロジェクトの順調なる起工を確保する。
 
鉄道の建設プロジェクトは、順調に推移している。今年は、北京・天津の都市間鉄道建設にとって、最重要の年であり、2008年のオリンピックの前に完工させなければならない。(石)家庄・太(源)間客車専用線の太行山トンネルは、国内最長だが、年内開通を目指す。鉄道省は、エンジニアリング品質、事故賠償制度、品質寿命期間管理方法を整備し、トレーサビリテイーの可能なエンジニアリング品質責任追及制度を確立し、予算、入札、工事検査、価格計算など重要な結節点を制御できる措置を講じ、建設資金のリモートコントロールを可能にし、建設投資を節約しようとしている。

  『鉄道「第十一次五カ年」計画』、「第十一次五カ年」(2006~2010年)の期間において、中国は鉄道新線17000キロメートトルを建設する。内訳は、客車専用線7000キロメートル、複線化8000キロメートル、電化15000キロメートル。2010年には、全国の鉄道営業線路は、9万キロメートル以上に達し、複線、電化の比率はそれぞれ45%以上に達する。高速客車網は、20000キロメートル以上となり、石炭輸送経路は18億トンの容量になり、西部線路網が35000キロメートルとなり、全国をカバーするコンテナ輸送システムが形成される。「第十一次五カ年計画」の鉄道基本建設総投資額は、12500億元(18兆7500億円)に達し、「第十次五カ年計画」の4倍となる。


月曜日, 1月 22, 2007

青海チベット鉄道支線を年内着工

◆ラサ~シガツェ結ぶ

  新華社電によるとチベット自冶区発展改革委員会の金世洵主任は青海チベット鉄道の最初の支線となるラサ~シガツェ線(全長252キロ)の年内着工を目指すことを明らかにした。ラサ~シガツェ線の建設はチベットの「11.5」計画の重点事業である。今月末までに事業化調査を終わらせ、5月末までに設計プランをまとめる。年内に着工し、2010年の完成を目指す。

木曜日, 1月 18, 2007

三峡ダムの施工状況

◆三峡ダムの施工状況

  昨年末の時点で、三峡ダムは、右岸のダム本体部分も185メートルの高さに達し、グレーチングの据付に入った。洪水防止の機能は、予定よりも1年以上早く達成された。  左岸の発電機14台も、既に156メートルの水位で運開している。右岸の発電機は、1台目のタービンが設置されたところである。右岸12台の内、まず東方電機、ハルビン電機の各4台、計8台が設置される予定。2009年までには、70万キロワット26台全てが運開されるが、合計1820万キロワットの電源容量となる。
 
中国の電源容量は、昨年末に6億キロワットに達した。
船舶輸送の能力は、シップロック2ラインで年間5千万トンに達した。本年中には、シップリフト1基が完成し、3000トンの貨物船が昇降できるようになり、能力が大幅に向上することとなる


火曜日, 11月 28, 2006

北京地下鉄の総延長が世界最大に

◆北京地下鉄の総延長が世界最大に

  北京市の地下鉄総延長が2020年までに561.5キロに達し、ニューヨークを抜き、総延長が世界最大になる見込みである。国際地下空間学術会議で明らかになったと新華社が報じている。
  北京市の地下鉄は2020年までに19本になる。同市は「四縦(南北方向)二横(東西方向)」の地下鉄網を建設して長安街や環境道路の交通渋滞を緩和する。計画によると、市内西側に建設される2本の南北方向の地下鉄は環状道路西二環と西三環の交通渋滞を緩和する。金融街や中関村などを通る。東側に建設される2本は環状道路東二環と東三環の交通渋滞を緩和する。長安街の南北両側に建設される東西方向の地下鉄は長安街などの交通渋滞を緩和する。
  北京市の地下鉄網建設の第一段階は2005年から10年までの期間である。同市の現在の道路網は格子状の道路網と複数の環状線からなっており、二環を除き、深刻な交通渋滞がみられる。